日本の景気や経済が良くならない根本的な原因

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景気というのは非常にアバウトな言葉です。お客さんが多くて儲かっていると感じていれば好景気でそうでなければ不景気という感覚的なものなんです。

そのため内閣府は景気をアンケート調査していて「景気ウォッチャー」と題して毎月その結果を公表しています。

結果を見ると、先月と比較して何ポイントアップしただとか、タクシー業界はどうだとか、コンビニやデパートはどうだとかが分かってしまいます。

近年の景気状況

1991年から1993年にかけて日本のバブル崩壊がありましたが、景気の低下は2001年に底を打ち、その後はある程度持ち直しています。

近年の景気を見てみると2007年から2010年にかけて特に不景気な時期がありました。

これは2007年にアメリカ住宅バブルが崩壊し、2008年にリーマンショックが発生したことにより世界金融危機が発生していたためです。

また2011年の東日本大震災が発生した際にも瞬間的に不景気となっています。その後は2014年4月の消費税増税(5 -> 8%)、2016年4月の熊本大震災時にも瞬間的に不景気となっています。

詳しく知りたい方は「景気ウォッチャー」を一度見てみることをおすすめします。

景気が良くならない原因

政府はこの現在良くも悪くも無い景気を良くしようとしています。

理由は景気が良くなれば消費が増えて税収も増えるからで、毎年増やし続けている国の借金を減らすことができるからです。

しかしながら景気を良くすることに成功はしていません。

普通に考えればわかると思いますが、政府が何かをして仮にサラリーマンの所得が上がったとしても、来月からコンビニでバンバンお菓子やお酒を買ったり、デパートでブランド品を爆買いしたりするかというとしないです。

ボーナスが増えたからタクシーに乗りまくるといったこともしません。人間というものは習慣の生き物なので、給料が上がろうが株で儲けようが行動はあまり変りません。

公開市場操作により金利を安くしたら、みんな借金をしまくって家を買ったり、ビジネスを
始めたりするかというとしないです。習慣は変わらないんです。

例えば友達の習慣を変えるということに挑戦することを想像してみてください。

友達が毎日筋トレしたり、新しいスポーツに熱中したり、買い物を毎月バンバンしたりする習慣にすることがどんなに難しいことか分かると思います。

人の習慣を変えるなんて無理なんです。

では、この習慣はどのように身に付いたのか考えてみましょう。

今の習慣はどうやって定着したのか

一つは親から教えられたということがあります。親が毎日お風呂に入れば子供も入ります。

また、やると楽しいことも習慣化します。

ゲームやパチンコを毎日のようにやる人がいますよね。

得するようなことも習慣化します。例えばジョギングや筋トレはタダでできるので、ストレス発散のためにはやった方が得です。少し遠くてもディスカウントストアに出かけたりするのも得をするからです。

つまり景気を良くするには、お金を使うことにより

  • 親から認められる
  • 楽しい
  • 得をする

のいずれかが、お金を使った人に生じなければいけません。

ですが実際には「宵越しの金は残すな」と教える親はいないです。節約して貯金していた方がむしろ褒められるはずです。

「お前も早くサラリーマンを辞めて金利が安いうちに借金して起業しろ」なんて子供に言う親も皆無です。

「より稼ぐためにビジネススクールや大学院に通う」などの自己投資に興味はありません。みんな仕事で神経が疲れ果てているんです。せめてアフターファイブや休日くらいは仕事関係からは離れたいと思っています。

「健康のためならバンバン無農薬やら有機栽培の食材を買いまくる」というような人も少数派です。多くの人は病気でない状態を健康と思っているので、病気でもない時に食事を意識したりはしないです。

現代は、生活必需品をネットやスーパーで安く購入して、休日にスマホをいじったり、お金のかからない趣味をしていれば人生そこそこ幸せなんです。

ということで、政府が何をしてもこういった習慣を変えることに成功しなければ景気などよくならなんじゃないかと。

ではでは、じぇーむでした。

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