森友学園問題に登場する政府組織について

森友学園建設現場を上から見たところ

阿部総理夫人が名誉校長を務めていた学校法人森友学園に対して、特別な政治的便宜(優遇)が図られていた可能性が疑われる問題(通称:森友問題)に関してここ数日かなり注目していました。

今は「財務省 理財局」「財務省 近畿財務局」「国土交通省 大阪航空局」「大阪 私学審議会」「総理夫人付き」「森友学園」の間で、責任の押し付け合いが行われていますよね。

「俺じゃねえ、あいつらだろ!」「ふざけんなよ、俺は関係ねーだろ!」って声が聞こえてきそうです。

どうやら、他組織の意向は一切忖度しない方針のようです。

パワーゲーム

私も組織で働いていたので分かるのですが、こういったパワーゲームは組織力(組織の人数や上下関係)によって勝負がつきます。実際に誰が悪いのかなどはあまり関係がありません。

ということで、当初は立場的に一番弱い森友学園が全責任を負うのかと思いきや、籠池理事長の起死回生の証人喚問で、総理夫人に矛先が向かいました。

それを自民党が一丸となって否定した結果、総理夫人付き(秘書)の谷さんに責任が向けられました。

しかし「ノンキャリの谷さんが一人でできることではない」「可哀想だ」という世論が広がり、財務省、国土交通省、大阪府の三つ巴状態に。

財務省、国土交通省が国会に参考人招致されるも「正しいことしかやっていない」的な発言で関与を全面否定。

そうなると「瑞穂の国記念小学院」の設立を認可適当とした大阪私学審議会の立場が弱い感じになってきて、松井府知事が追い詰められます。

松井府知事はというと「総理は役人の忖度を認めるべきだ」的な発言。要は役人のせいにしろということでしょうか。みんな何とか自分だけは助かりたいと必死のようです。大丈夫か日本?!

ある意味、極右教育であると問題になっている教育勅語に書かれていることを全く無視しているので最高な状態なのかもしれないと思ったりするのであります。

人に対してはうやうやしく、自分に対しては慎みぶかく振る舞いなさい、博愛を衆に及ぼしなさい、学問を修めて業を習いなさい、もって智能を啓発しなさい、德器を成就しなさい

という訳でいろんな聞いたことが無い組織が出てくるので、それぞれの組織について学んでいきたいと思います。

大阪航空局

大阪航空局は国土交通省の管轄です。主に空港の整備や航空機の騒音対策などを行う現場組織です。

森友学園が建設中だった「瑞穂の国記念小学院」の土地は、大阪航空局が伊丹空港の騒音対策のために、わざわざ住人を立ち退かせて買い上げ、国有地化した土地だったんです。

航空局組織

理財局、近畿財務局

こちらは国会に参考人として、迫田理財局長、竹内元近畿財務局長が呼ばれたのが記憶に新しいですが、どちらも財務省の管轄です。

財務省というのは昔でいう所の大蔵省で、国のお金絡みのことを一手に引き受けているところです。国税庁も財務省の組織です。

伊丹空港の騒音対策が進んだことで、前述の土地を手放すことに決めた大阪航空局からの依頼で、近畿財務局が買ってくれる人を募集(公募)していました。そこに現れたのが森友学園の籠池理事長という訳です。

財務局組織

大阪府 私学審議会

こちらは大阪府知事の諮問機関です。諮問機関というのは簡単に言うと「ご意見番」みたいなものです。

私学法の定めるところにより、私学審議会の意見を事前に聞いた後に知事が認可の判断を行わないといけない決まりとなっています。

大阪 私学審議会は大阪府にある学校法人の理事長や弁護士など18名で構成されていました。

瑞穂の国記念小学院では、当初私学審議会で認可適当と判断されていましたが、疑惑が浮上した後に不認可が濃厚となり、森友学園側からの認可申請の取り下げに至っています。

森友は財務状況が悪く、小学校を作る土地も借地で、教育内容も極右だったということもあって、実は「認可適当にしたくなかった」ともいわれていますよね。

大阪府私学審議会メンバー

総理夫人付き

正式には内閣総理大臣夫人秘書ですが、名刺の肩書は「総理夫人付き」のようです。常勤2名、非常勤3名の5人態勢と言われています。

経済産業省から派遣された谷さんが責任を押し付けられて一躍有名となりましたよね。東大出身なのに現場で働きたいということから、あえてノンキャリを選んだと噂されています。

総理官邸に総理夫人である阿部昭恵さん用の事務室があるようで、普段はそこで働いています。

うわさによると昭恵夫人はかなりオープンな方のようです。

居酒屋を経営していたり、薬物用の大麻推進活動をしていたりしていたり、いろんなことに興味があったりすることもあって、昭恵さんの言動の監視と教育が夫人付きの任務とのことです。

以外と役所にも面白い仕事がありますね。

ではでは、じぇーむでした。

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