ネットショップに限らず輸入や輸出を行うのであれば、英語はできないよりできた方が絶対に有利です。
「Google翻訳」や「Conyac」のような翻訳サービスを使えば、全く英語ができなくてもある程度なんとかなるとは思いますが、トラブル対応などはやはり厳しいと思います。
翻訳ツール
日本語を翻訳ツールで英語に変換した場合に、明らかに変な英語になることがありますし、毎回翻訳にかけるのは面倒です。
例えば「この商品をまけてほしいです」を、翻訳ツールにかけると「I want you to lose this item.」となり、値引きを意味する「まける」を「lose(負ける、失う)」と訳していて不自然だと思います。
なので「この商品を安くしてほしいです。」で再度翻訳にかけてみたら「I want this product to be cheaper.(私はこの製品を安くしたい)」となってしまいました。
通じるとは思いますが、値付けに文句をつけているようで違和感があります。
この場合は、Can you discount this item?(この商品は値引きできますか?) で良いような気がします。
翻訳ツールは補助的に使うのが本来の使い方ではないかと思います。
英語は簡単
で、「英語なんて絶対ムリ」と思っている人も多いかと思いますが、実は英語はめちゃくちゃ簡単なので、直ぐにマスターできます。学校で習う学問と実用は違います。
一番最初に使いこなせるようになるべきなのが 「A is B」です。
これは「AはBです」という意味になります。簡単ですよね。
で、これの応用で is を前にもってきて 「Is A B ?」 とすると 「AはBですか?」 となり、相手に yes か no かを答えさせることができます。
これを覚えると英語力が無くても「かま」をかけて質問しまくれば欲しい回答を得ることができます。
Is this wholesale price?(これは卸値ですか?)
Is wholesale price 100$?(卸値は100ドルですか?)
or(それとも)
50$?(50ドルですか?)
or(それとも)
lower?(もっと安い?)
てな具合です。
また、相手にできるかできないかを問う「Can you A ?(あなたはAをできますか?)」も便利です。
Can you tell us whole sale price?(卸値を私たちに教えてください)
Can you give us for $600?(600ドルで私たちにください)
Can you ship to Japan?(日本に発送できますか?)
てな感じです。
さらに「A B」で「AがBした」という文章になります。
Your item arrive.(アイテムが届きました)
It is broken.(壊れています)
Can you repair this?(修理できますか?)
てな感じです。
おわりに
チャットなどではこのあたりだけ抑えておけば、かなりの会話が成り立ちます。
スピーディーにやりとりするためには、最低限の単語は頭に入っている必要がありますので頻出の2000語くらいの単語集を一冊覚えると良いと思います。
長い一行の日本語を、複数の簡単で短い英文に置き換えるのが英語を使いこなすコツです。
英語があまりできない人は、間違っても長い一行の日本語を長い一行の英文に置き換えようとしてはいけません。不自然になりますし、通じませんので。
ではでは、じぇーむでした。