誰もが必ず通るであろうEC(ネット物販)の課題とか

在庫の段ボール箱

今年も残すところ後一時間というところでこの記事を書いています。

セミリタイアしてECを初めて1年半が経過し、現在の状況としては、それなりに毎日売れているのですが、いまいち大胆に規模を拡大していこうとは思えない状況だったりします。

ビジネスの土台がしっかりしていれば、資金を投入して規模を10倍、100倍にするだけでめちゃくちゃ儲かるはずなんですけどね。

やっぱりそんな生易しくは無い訳で、今回は私が現在抱えているビジネス拡大のネックをいくつか紹介したいと思います。

利益が出ているのかよく分からない

物販の経験が無い方は、仕入れ価格から販売価格と販売手数料を差し引いたものが利益、と思っているかもしれません。でも実際には在庫を抱えている訳ですから、その在庫の価値の評価が重要になってきます。

つまり在庫にどれだけの価値があるのかってことなんですが、仕入れ価格なら売り切れるのか、その半値でないと売り切れないのか、1円でも売れずに廃棄が必要なのかを見極めることが必要です。

ですが、その方程式みたいなものが確立できていないために、イマイチ急に仕入れを拡大出来ないんですよね。過去の販売分析からこの方程式を編み出す必要がありますね。

撤退のタイミングがよく分からない

非常に回転率の良い商品があったとして、徐々に仕入れを増やしていくと、ある時点からぱったり売れなくなったりします。100個とか仕入れた直後から売れ行きが鈍くなったりするとかなり焦ります。

こうなると、季節商品の場合には来年まで待つ必要がありますし、そうでない商品は売れ行きが戻るまでステイするか、値下げして売り切るかの判断が必要です。

大体メディア(テレビとか雑誌とか)で取り上げられると再び売れるんですが、いつ取り上げられるのかも予測不可能です。ただし皆が撤退して日本でその商品を扱っているのが自分だけになると、いわゆる残存者利益というやつで、売れるようになったりします。

ですが一番は、売れる時に売れるだけ売って、売り切って終わりというのが良いと思っています。というのも在庫を寝かしておくのもコストがかかるからです。何かの指標から撤退のベストタイミングを分かるようになる必要がありますね。

在庫の保管場所の問題

取り扱い商品数が増えてくると、売れ残りというものも増えてくる訳でして、例えば100商品でそれぞれ2個の在庫を持つとして在庫200個なら小さい事務所にでも保管可能ですが、それが10000商品となってくると20000個の在庫となりますので大変です。

広くて安い事務所を借りるか、別途倉庫を借りることになると思いますが、それだと自宅で仕事を出来なくなってしまうので何の為にセミリタイアしたのか分かりません。物流を委託すればいいんですが、そうするとコストが上がるので最悪は赤字路線となってしまう可能性があります。

解決策としては利益率を上げるしかないのかなと思います。安く仕入れて、手数料が安い場所で販売するということですね。これは結局モールや広告に頼らずに自分で集客できるかにかかってくるような気もします。メディアを持っていると強い。ユニークであることやオリジナリティが必要ですよね。

ということで、今年はお世話になりました。来年もよろしくです!

ではでは〜

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