他社のネットショップを分析してみた(東急ハンズ ハンズネット編)

handsnet

最近は、私がオーナーのネットショップの品質を高めるべく、よく他社のネットショップを調査したりしています。

今回は東急ハンズが運営するネットショップ「ハンズネット」を調査してみました。

サービス

ハンズネットでは「ハンズクラブ」という無料の会員制度に登録した人にのみポイント付与や送料無料を行うことでメールアドレスの登録を促しているようです。

ハンズクラブの会員は10万円以上購入すると翌年からポイント還元率が2倍となります。しかし還元率が1%と低率のため、10万円購入して1000ポイントだったのが、2000ポイントとなるだけです。1000円のために10万円もの買い物をする気にはなれない人が多いかとは思います。

アマゾンのようにギフトラッピングで300円程度の課金を行うところが多い中、無料なのは良い点だと思いました。

1.ハンズクラブ(会員制度)

  • ポイント1%還元
  • 5000円以上で送料無料
  • プレミアム会員 ※年間10万円以上購入で翌年よりポイント2%還元
  • メルマガ、ダイレクトメール配信

2.ギフトラッピング無料

  • 熨斗、宛名書きは非対応
  • ラッピング袋、ラッピング用紙指定不可

3.店舗受取可能

4.ハンズクラブカードアプリ

  • 会員カードの替わりとなるアプリ
  • 商品のバーコードをスキャンすることで欲しいものリストに追加可能

トップページ構成

パッと見で一番目につくのは、大きな季節物バナーでした。季節商材は需要が高く良く売れるということなのかもしれません。

バナーをクリックすると何が起こるかというと、どのバナーも大体そうだったのですが、単に商品一覧が表示されるだけでした。

  • 季節物バナー3個(クリスマス、来年の日記、カレンダー)
  • 人気商品(表示8商品)
  • オススメ特集バナー6個(防寒対策、乾燥対策、ウイルス対策、レザーケア用品、ハウスダスト対策、玩具)
  • おすすめコンテンツバナー5個(40周年感謝祭、オリジナル商品×2、今だけプレゼント、こだわりアイテム)
  • メディアで紹介されました(表示8商品)
  • 新着商品(表示4商品)
  • メーカー・ブランド1位~3位
  • 今、コレ売れました(表示4商品)
  • 最近チェックした商品(表示4商品)
  • Facebook・Twitter(埋め込み)SNS

商品ページ構成

商品ページは非常にあっさりしています。

写真は少な目でメイン画像1枚しかないものも多いです。それを図や文章で補っているかというとそうでは無く、説明は文字のみで4行くらいだったりします。商品の詳細などは後述のSNSにて取り上げている場合もあるようです。

  • 写真 (メイン1枚、サブ0~3枚程度)
  • 関連商品
  • 詳細情報(商品説明。テキストのみで数行程度)
  • 商品仕様・スペック(サイズ、重量等)

SNS

いいね数や、ツイート数、フォロワー数はかなりの数です。ブログはやっていない代わりにTumblerをやっているようです、見た目はブログと変わりません。

  • Facebook(いいね数 199945)
  • Twitter(ツイート数 45696、フォロワー数 59049)
  • Tumbler(ハンズのモノ研)

まとめ

ネットショップとしては伝統的な作りで特に目立った点はありませんでした。価格は定価ですので価格勝負では無く、ハンズならではの商品ラインナップと知名度で勝負といった感じです。

例えば「明日、自宅でパーティーやることになったけどパーティーグッズが無い!」という時に「パーティーグッズと言えば東急ハンズ!」と、まず頭に東急ハンズが思い浮かんだ人がGoogleで「東急ハンズ」のキーワードで検索して訪問・購入し、会社帰りに店舗受取りというようなパターンも多いのではないかと思います。

ではでは、じぇーむでした。

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