物事を長期的に続けるための6つのコツ

初志貫徹

何かを極めたり、目標を達成する王道(正しい道筋)を知っていても、継続する力がなければ何にもなりません。

継続は能力と思われているかもしれませんが、実際には継続するための考え方を知っているかどうかが大きいと思います。

今回は継続するためのコツを紹介したいと思います。

正しい方法を選択する

流行の方法、最新の方法などを選択してしまうと、効果が出なかった時に新たな方法を試してしまい、また続かないという悪循環に陥ってしまいます。

何かの願望や目的がある場合には、それに近づくための王道を選択しましょう。

王道は伝統的で誰もが知っている方法であることが多いです。

例えば、健康であれば「3食バランスよく腹八分目で食べる」、「早寝早起きをする」、「適度な運動をする」、「ストレスを溜めない」といったものになります。

余裕で出来ることをする

最初はやる気があるからといって目標設定や日々のノルマを高く設定し過ぎると絶対に続きません。必ず楽勝でできることから始めましょう。

人間は習慣の生き物ですが、新しく習慣化するために最低でも1~3ヶ月続ける必要があると
言われています。

この期間はとにかく続けることを重視すべきであって、ハードルを上げて継続を苦しくすべきではありません。もっとやりたいなと思えるくらいの軽い負荷にすべきです。

例えば筋トレであれば、「1日に1回腕立て伏せをやる」などです。全く苦痛を想像させないレベルであることが大事です。

子供の学習教室である公文式では、開始時には2学年下からのスタートとなります。簡単で苦痛を伴わないので継続でき新たな習慣にできるんです。

厳密な計画を立てない

毎日何時に何をどれだけやるとか、いつまでにこれだけやるというのは絶対に守れません。

最初はやる気があって何かをやろうと決めていても、人生はいろんな想定外のことが起こりますし、やっているうちに考え方が変わってきたりもしますので、その通りにはできないんです。

それを知らずに計画通りにできると思っていると、計画から外れた時点でひどくやる気を失ってしまいます。また外れてしまった計画を元に戻そうと、必要以上の負荷を自分に与えてしまい苦痛を感じてしまいます。

何か新しいことを始めるときには、大体これくらいのペースでと頭の中で考えているくらいにしておきましょう。

情報を発信する

自分がやっている取り組みを、ブログ、ツイッター、フェイスブックなどで日々報告するように宣言しておくと、その義務感から取り組みが続きやすくなります。

同じような取り組みをしている人との繋がりができたりする場合もあったりと、情報発信には良いことしかありません。

といっても最初のうちは人から読まれることは殆どありません。

気楽に自分だけの日記、忘備録のような感覚で気付いたことを書き留めることから始めると良いと思います。

再開する

三日坊主になってしまったり、1ヶ月程続いていたことでも、いつのまにか辞めてしまうことがあります。

毎日できているうちは続くのですが、長雨で外にでれなかったり、風邪で寝込んでしまったりしてできなかったりすると、それをきっかけに辞めてしまったりするものです。

そんなときに「自分はどうせ続かないから二度とやらない」、「自分には向いていない」と決めつけるのではなく、気が付いたら再開するということをしてください。

例えば三日坊主であっても、毎月三日坊主になるのであれば、月に三回ペースで継続していることになりますし、1年間ぶりに再開するような場合でも、最初に取り組んだ時よりも確実に知識や経験がついていることを実感できると思います。

始める -> 辞める -> 再開する ->辞める ->再開する、といったことを繰り返しているうちに、徐々に継続するコツが分かってきます。

辞めてしまってもしつこく再開して欲しいと思います。

昔の自分と比較する

日々続ける中で、あの人は半年でこれだけ成果が出ているのに自分は成果がでていないとか、こんなことをやっていてもあの人のようにはなれないなどと、他人のケースと自分を比較してしまうと急速にやる気が失われます。

比較するときにはあくまで過去の自分と比較してください。その際、1ヶ月前とは変化がないが、1年前と比べると全然良くなっているということが良くあります。

始める前に現在のレベルを詳細に記録しておき、半年、1年経過したときに比較できるようにしておくとやる気につながり良いかと思います。

ではでは、じぇーむでした。

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