会社を辞めたいのに辞められないんですか?

stress

会社を辞めて独立してみたいが辞められないという方は多いと思います。殆どの方は会社を辞めるリスクにフォーカスしてしまいがちですが、実際には会社を「辞めないリスク」というものもありますのでいくつか紹介させていただきます。

悪いストレスにより命を獲られるリスク

ストレスには、初めてのことに自ら進んでチャレンジしたりするときに発生する良いストレスと、自分では納得していないことや解決が不可能なことをやり続けたときや、職場の人との人間関係が良くないといったケースで発生する悪いストレスがあります。

厚生労働省の平成27年度のデータによりますと、15歳から39歳までの死因第1位は自殺で5000人以上の方が亡くなられています。また40歳から89歳までの死因第1位は悪性新生物、つまりガンであり、30万人以上が亡くなられています。

悪いストレスは精神疾患や免疫力の低下を招くことが広く知られており、これらが自殺やガンを引き起こす可能性を否定することはできないかと思います。

子供との時間を奪われるリスク

自分の子供から頻繁に頼られたり遊んで欲しがられる期間はせいぜい中学生、長くても高校生までであり、意外と短いと思います。

その失った時間というものは定年退職後に取り戻すことができません勤務時間帯が固定されていたり、多残業が当たり前であったり、土日にも頻繁に接待が入る職場などでは、子供が親を頼りたい時に親がいないことになりがちと思います。

親をケア出来ないリスク

40歳を過ぎると親の年齢が70歳を超えてくるケースも多いかと思います。さらに80歳ともなると健康上の問題などでさまざまな支援が必要なケースも出てくるかと思います。

会社でポジションが上がり大きな責任を背負っていたり、多残業などで疲弊してしまっているような場合には、親のケアを十分にできない可能性があります。

給料が下がってしまうリスク

入社当時は毎年上がっていた給料も40歳、50歳に近づくにつれ、徐々にペースダウンしたり、減給されるケースもあるかと思います。自身の努力に関わらず会社が傾いてしまうケースもあるかと思います。こういった状況下において仕事に対するモチベーションを維持し続けることが難しい方も多いかと思います。

自己実現が出来ないリスク

入社当時は自分の夢のために先輩や上司の言うことを半ば盲信し、会社を通じての自己実現に向けて頑張って来た方でも、自分のポジションが上がり、社内政治や経営者層のマインドを垣間見るにつれ、この会社の文化では会社を通じての自己実現は困難であると感じてしまう方も多いかと思います。

些細な業務改善レベルの話であっても自分のアイデアを実現するためには大変な労力を必要としたり、時には全力で阻止されるケースもあるかと思います。

また自分の本当にやりたいことを定年退職後に計画していたとしても、実際に60歳となってみると健康上の問題を抱え気力を失っていたり、時代の変化に取り残されていたり、新しいことに対する吸収力を失っていたりと実現が困難となるケースもあるかと思います。

転勤や異動を拒めないリスク

地方転勤により家族と離れ離れになってしまったり、長距離通勤となってしまう、異動先で新しい業務や文化に馴染めない、希望する業務が出来なくなってしまう、残業が多くなってしまうなど、転勤や異動による変化は遅かれ早かれやってくる可能性が高いです。会社員は転勤や異動を拒むことができません

早死にしてしまうリスク

なんとなく平均寿命まで生きられるものと思っていたり、ひょっとして100歳くらいまで生きるかもという思いから、ひたすら老後資金の蓄財や出世競争に励んでいた方が、若くして病気や事故により亡くなってしまうことがあります。

平成27年度の厚生労働省のデータを見ると、40歳から69歳までの間でガンで亡くなる方の数は、5歳年を重ねる毎に倍々で増えることが分かります。

40歳を超えるといつガンを告知されたとしても不思議は無く、早期で見つかれば5年後生存率が高いガンもありますが、それでも再発のリスクがあったりと生活の質は大きく下がってしまいます。

それなりの資産を持っている方がガンを告知された場合、あれほど働かなければよかったと考えてしまうかもしれません。

健康が維持できないリスク

会社勤めですと歯磨き、フロス、うがい薬などで十分な歯のケアを行うことが容易でなく、虫歯や歯槽膿漏で歯を失ったりする可能性が高まるかと思います。

筋繊維量は40歳から年に0.5%ずつ減少すると言われていますが、会社員では筋トレやジョギング等の運動を毎日継続的に行うことがより難しく、減る筋繊維量を筋繊維を太くすることで補うといったことができないかもしれません。

さらに朝食を食べれなかったり、外食が多くなってしまったりと食事面で体をいたわることがより難しいような気もします。

老後資産を失ってしまうリスク

お金というものは生ものであり、数年は価値を保ちますが、数十年も経過するとインフレによりその価値が目減りしていることが多いかと思います。

老後に経済的に裕福な暮らしをしようと蓄財に励んでいても、ハイパーインフレや国家財政破綻に伴う資産税などで資産を大きく減らしてしまう可能性があります。

自分でビジネスを作る能力を身につけていたり、引退するまでにビジネスオーナとなっていれば、こういったリスクにも対応可能かと思いますが、会社で働いているとこのような能力は身につかないかもしれません

本当はもっと稼げるのに稼げないリスク

会社員ではどんなに稼いでもせいぜい数千万と思いますが、独立すれば可能性としては青天井となります。会社では、かなり鋭い洞察力やアンテナを持っている方の中にも、今の給料が維持できれば十分などと、自分の収入の限界を勝手に決めてしまっている場合があります。

独立していれば自分の好きなことで年商数億のビジネスを作れたであろう方が、会社で働き続けたために十分に活躍できないまま引退しているケースもあるかと思います。

辞めるリスクは少ない

上記で挙げた辞めないリスクに対して、辞めるリスクにはどのようなものがあるでしょうか?多くの方では安定収入を失い、経済的なプレッシャーがかかる可能性があるということ以外にはリスク要因はないのではないかと思います。

極端な話、宝くじで10億円を当てたら辞めるリスクはゼロとなるのではないでしょうか?

会社を辞めたいと思っているのに辞められない方は、これまでに説明させていただいた「辞めないリスク」と「辞めるリスク」を天秤にかけてセミリタイアするかどうかを判断してもらうと良いかもしれません。

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