今日は「所得税の青色申告承認申請書」の提出のために税務署に行ってきました。
通常何もしないと確定申告は「白色申告」で提出することになりますが、事前に申請しておけばお得な「青色申告」での申請が可能となります。
どれくらいお得?
所得税は年間の利益(売上ではない)に対して税金が課せられるのですが、この利益から65万円を引くことが可能になります。
年間180万円儲かった人の場合
例えば年間で180万円儲かった人の税率は5%のため、白色申告では所得税は9万円です。
しかし青色申告であれば、180万円から65万円を引いた115万円に税率5%が課せられることとなり、税金は5万7500円となります。
つまり、3万2500円だけ得します。
会計ソフト代くらいにはなりますね。
年間500万円儲かった人の場合
利益が少ないと大したことはないのですが、利益が500万円となるとどうでしょうか?
白色申告では 57万2500円の所得税となりますが、青色申告では44万2500円となり、13万円得する計算となります。
これで税理士に決算をお願いできるくらいの金額にはなるのかも。
青色申告するために必要なこと
こんなお得な青色申告ですが、白色申告と異なり複式簿記という方式で会計をする必要があります。
複式簿記はエクセルシートなどで管理するのは少し厳しい(できないことはないが)ので、通常は会計ソフトを導入する必要があると思います。
私は2012年から昨年まで白色申告でしたが、2014年分から白色でも(複式ではない)帳簿付けが義務付けられたため、ここ二年間は「やよいの青色申告」を使って複式簿記で会計していました。
なのでいつでも青色申告に変更はできたんですが、なんとなくずるずる白色でやってたんですよねー。
しかし7月に開業届も出したし、青色申告したければ開業届から2ヵ月以内に申請しないといけないので今回申請に踏み切った次第です。
白色から青色への申請を年度中にできるのか?
気になったのは、通常、青色申告の申請は前年度申告期間中に行う必要があるということです。
つまり2016年度分から青色申告をしたければ、2016年の3月15日(2015年度分申告期限)までに申請する必要があります。これだと私は間に合いません。
しかし、開業届を出した場合には特別に、開業した年度分から青色申告が認められるようです。税務署の人に念押しで確認しましたが今年度分から大丈夫とのことでした。
青色申告承認申請の注意点
申請の注意点としては、「所得税の青色申告承認申請書」を2枚書いて持って行くことです。2枚持って行くと1枚に控印を押して貰えて、自分用の控えにできます。
控えがいらない人は1枚で良いと思いますが、税務関係の書類は何かと必要になったりするので。開業届の控えはもう3回くらい使いました。
おわりに
今後、やよいの青色申告からMFクラウドというクラウド型の会計ソフトに乗り換えることを予定しています。
MFクラウドのライバルのfreeeと迷いましたが、会計知識があるのであればMFクラウドの方が良いという意見が多かったです。
やよいは銀行やクレジットカード会社から自動でデータをダウンロードするためにMoneyLookというソフトを使うのですが、使い勝手があんまり良くありません。
なんか手数が多いというか、レガシーというか、分かりずらいというか、エラーばかり出るというか、対応してない金融機関が多いっていうか。
こういうダメさって言葉で伝えるのが難しいです。歌にした方が良いんですかね~?
昔は良かったやよぉいぃぃーーー♪
今じゃレガシーっぷりパねえっすーー🎶
伝わりましたでしょうか?
ではでは、じぇーむでした。