セミリタイアした人に対する周囲の反応

response

昔、友人などに「転職した」と告げると、間違いなく「えっ!どこの会社?給料上がったの?」とか「オレも転職しようかなぁ~」などの反応が返ってきたものです。

しかし、これが「セミリタイアした」となるとどうでしょうか?

殆どの反応は「へぇー」です。

「いいなぁ~」とか「オレもそのうちしようかなぁ~」とは殆どなりません。

これは私も想定していませんでした。

「セミリタイアした」への反応は薄い

このブログを読まれている方は、少なからずセミリタイアに興味がある方だと思いますが、分かったことはそういった方は非常に少数派だということです。

人間というものは、おおよそ自分に関わりがあるものに関してのみ興味を持ちます。セミリタイアというのは、多くの人にとって自分の人生プランから逸脱し過ぎているために興味を持てない内容なんだと思います。

また、「セミリタイア」という言葉の意味自体を良く知らない人も多いと思います。これは学校でセミリタイアを習わないということが一番大きいと考えています。

セミリタイアという人生のオプションが無い

小学校や中学校では「将来の夢を書かせ、それを実現するにはどうするかを考えさせる」といった授業が盛んに行われています。

ある子供はテニス選手などと書きますよね。

しかし大抵の子供たちは、その夢通りの職業には就きません。そんな場合でも40歳まで頑張って働き資産を形成し、本来やりたかったことをやれば良いとは誰も教えてくれません。

さらには資産形成の方法も殆ど教えていません。「稼ぐ」、「節約して余らせる」、「余ったお金を働かせる」といった簡単で重要なことですら教えていないんです。

夢を抱かせるだけで後は自己責任ということであれば、最初から無理に夢を持たせないようにした方が幸せに生きられる人もいるでしょう。

おわりに

テニス選手の例で言えば、

「そうか、君の夢はテニス選手なんだね。でも今の君の実力ではテニス選手として食べていけるようになる可能性は低いよ。でも選手になれなくてもテニススクールのコーチにはなれる。あとはセミリタイアをすればテニスを毎日することだってできる。」

というような授業にはなっていません。まぁ先生はコンサルタントではないので無理ですよね。

ということで今後も「セミリタイアした」⇒「へぇー」となるんだとは思います。

ではでは、じぇーむでした。

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