株の始め方!​ 初心者が株を買ってから売るまでの7つのステップ

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今回は株をやってみたいけれども何をすればよいか全くわからない人向けに、難しい用語抜きで株を買ってから売るまでの流れを説明します。

株をやったことがない方はこれを読んで、是非第一歩を踏み出して欲しいと思います。

1.国を選ぶ

どの国の会社の株を買うのかを決めます。情報が入手しやすいため、初心者は日本の会社が良いと思います。

なお米国の株を買う場合にはまず最初にドルを購入し、そのドルで株を買う流れとなります。

日本の証券会社であったとしても米国株を買うことは可能です。AppleやIBMといった会社の株を買いたい場合にはチャレンジしてみてください。

2.買う銘柄を選ぶ

どの会社の株を買うか決めます。基本的には、有名な会社であればほとんど株を買うことができます。

どの株を買うかに関しては正解はありません。最初は大抵損をしますのでなんでも良いと思います。

私は全世界に分散するタイプのETFが良いと思っているのですが、例えばイオンやファーストリテイリング(ユニクロ)といった身近な会社でも良いと思います。株主優待目当てでも良いですね。

各会社の戦略や決算情報に関しては、各会社のホームページに「IR情報」という株主向けの資料が公開されているので、そちらを参考にしてください。

個別の株ではありませんが株式市場では「ETF」も買うことが出来ます。ETFの詳細に関しては本ブログの別記事を参照して下さい。

3.何株買うか決める

株は会社毎に最低購入単位が決まっています。1株単位、100株単位、1000株単位の3つが一般的です。

例えば一株600円の会社であっても最低購入単位が1000株であれば、買うためには最低でも60万円を用意する必要があります。

4.証券会社に口座を開く

株はネット証券で購入するのが利便性やコスト面でおすすめです。

以下が3大ネット証券となりますので、この中から選ぶのがよいかと思います。以下の全ての証券会社に口座を開き、どれが自分に合っているかを比較しても良いかと思います。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券

5.買う

ネット証券に口座を作り株を買うためのお金を振り込んだら、証券会社のサイト上から買い注文を出します。

株を買う時には証券会社毎に決められた手数料を支払う必要があります。しかしそんなに高いものではありませんので、あまり神経質にならなくても大丈夫かと思います。

買い方には、「成行」と「指値」の2種類があります。

5-1.成行

成行は買う数量のみをあなたが決める方式です。買う価格は証券会社に任せることになります。成行のメリットとしてはすぐに株が買えることです。

5-2.指値

指値は買う数量と価格をあなたが決める方式です。指値ではあなたが指定した価格にまで株価が下落したとき自動的に買われます。

買えればラッキーくらいの安い価格で指定しておくと、思いもかけず買えている場合もあります。

しかし買おうと思ったタイミングで買えず、その後株価が急上昇してチャンスを逃す場合もあります。

また誤って高い価格で指定してしまうと、本当にその金額で購入されてしまったりするケースもありますので、初心者は成行を選択するのがよいでしょう。

6.値動きを確認する

基本的には毎日買った株の値動きをチェックします。別にチェックしなくとも大丈夫なのですが、毎日観察することで異常な値動きを察知できるため、リスク回避のためにもチェックすることをオススメします。

7.売る

株を買った会社の経営が傾き、将来倒産すると判断した場合には売却を検討します。しかし一時的な株価下落であると判断した場合には、買い増しを検討してもよいでしょう。

会社が好調で株価が上がっている時には売る必要はありません。

まとめ

ネット証券全盛の今、株を買うこと自体は非常にお手軽となりました。一昔前までは証券会社と電話でのやりとりが必要で手数料も高額でした。

これだけ手軽になっていますので今すぐ株を買う買わないは別として、口座だけでも作っておいた方が良いと思います。

投資初心者のうちは、銘柄選びよりも自分の買った株が買った金額よりも値下がる状態、いわゆる含み損を経験することが最も大事です。

最初のうちは、多額の含み損を抱えるとドキドキしたり気になってしょうがないと思います。

しかしそれでも売らずに持ち続け、逆に買い増したりする経験を通して、徐々にリスク許容度が身についてきます。

その結果、お金に使われる人生からお金を働かせる人生に変わることができますので頑張ってみてください。

ではでは

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