​ 初心者が株で儲けるための5つの方法

howto-stock

株で儲けるには、安く買って高く売れば良いだけです。問題はいつが安くいつが高いのかが分からないことです。

未来は不確実ですので、必ず安く買い高く売る方法はこの世に存在しません。もしそのような方法を知っていたらその人はたちまち世界一の大富豪となってしまうでしょう。

しかしながら確率を高める方法はあります。

なお投資は全て自己責任です。以下の方法で儲かることを保証するものではありませんので、くれぐれも余裕資金(無くなっても良いお金)で運用してくださいね。

お金が貯まるまでは株は買わない

最低でも投資に回せるお金が1000万円程度貯まるまでは、収入を上げることと節約をすることに集中するのが良いと思います。

一番の理由は数十万や数百万程度の投資元本では、苦労する割に殆ど儲からないからです。株の利回りは年間3%くらいですので、50万円分の株を買っても1万5千円(税引き前)しか儲かりません。

またその程度の元本では複数の銘柄に分散して投資することもままならないため、リスクが高まります。

さらに株を買うためには手数料が必要ですが、購入額が少ないと購入手数料が割高となります。

このため1000万くらい貯まるまでは、あくまで投資の勉強として少額で遊ぶ程度にしておくのが良いかと思います。

個別銘柄ではなくETFを買う

ETFは株式市場で売買可能な投資信託のような金融商品です。

このETFの良いところは1銘柄を購入するだけで、全世界へ分散投資ができてしまうことです。

個別の企業の株を購入していた場合、その会社が倒産すると株の価値は無くなりますが、ETFであれば影響は軽微なものとなります。

投資信託よりも年間に支払う手数料が安いことが多いですし、株の扱いとなるため株式市場でいつでも売買することができるなど流動性が高いこともメリットです。

一度買ったら売らない

ちょこちょこ売買を繰り返していると、売買手数料と税金を沢山支払うこととなります。このため長期でみると利益が出ません。

また売買に要する稼働も多くかかります。デイトレーダーのようにチャートを注視し売買を繰り返すような時間があれば、会社なり自分の事業なりに集中して稼ぐほうが効率が高いです。

株のプロであっても平均の年間利回りは5%もあれば大成功です。投資元本が1000万であれば何をやっても年間で50万(税引き前)しか儲からないと考えて下さい。

働くのに比べて投資の良いところは、不労所得を生み出す点にあります。必要以上に稼働をかけないように注意しましょう。

半額になったら買い増す

株を持っていると現在価値が購入価格の半額にまで値下がってしまうことが良くあります。

初心者は大抵そこで「やっぱり株は危険だ!」とチキンになり市場から撤退してしまうのですが、実はそういう時こそ買い時だったりします。

最初に購入する時には一番高値で買うくらいのつもりで買い、半額になったらまた買い足します。さらにそこから半額になったら爆買いするという具合です。

下がってもどこまでも買えるよう軍資金は十分に確保しておいて下さい。

逃げるときは逃げる

とはいうものの、一旦退却する方が良いこともあります。

あなたが株を所有している会社で、不正会計や経営ミスの発覚、事故、リコール、情報漏えいによる巨額損失といったサプライズがあれば一端売っておき、後に頃合いを見計らって買い直す方が良い時があります。

タカタ、東芝、シャープ、ベネッセ、東電、オリンパス、JAL、ライブドアなどが記憶に新しいですね。

これらは常日頃から政治経済に関心を持っていれば、真っ先に逃げる行動をとることが出来ると思います。

まとめ

今回は投資の代表格である株で儲ける方法を説明しました。

一つだけ大事なことを言えと言われればそれは、とにかく小さくスタートしろということです。

リスク許容度は人によってまちまちですので一概には言えませんが、全てロストしても笑っていられる金額で始めて下さい。

調子に乗って大損し、それに懲りて早々に市場から撤退するようなことだけは無いようにしていただければと思います。

ではでは、じぇーむでした。

本記事を共有していただける方はこちら

フォローしていただける方はこちら