今回はタイトルが質問形式なのでQ&A形式で書いてます。
質問
セミリタイアするためにいくら必要ですか?
回答
どれだけお金を持っていたとしても、これだけあれば充分ですという保証はできないです。
理由
将来にインフレや資産税の可能性があるためです。
解説
インフレ
物の値段が上がることです。例えば毎年物の値段が2倍になるとすると、今日150円のペプシが来年は300円、再来年は600円、3年後は1200円となってしまいます。
昔は日本でもビンに入った牛乳が20円で買えましたが、今ではインフレによって100円になってますよね。
資産税
お金をたくさん持っている人は世の中では少数派なので、日本がピンチ(非常事態)の時にお金持ちの資産に税金をかけることに反対する人はいません。
インフレ、資産税に対する対策
海外に移住しそこで会社を作ると日本に税金を払う必要はなくなります。が、ハードルは高いですよね。
もう一つの方法としては、セミリタイア後もお金を稼ぎ続けることです。
なぜそれが対策になる?
その時々の価値でのお金を手に入れることができるからです。
これはインフレになると会社や個人の収入も増えるからです。なにせペプシを、一本売るだけで1200円の売り上げですから(笑)。
月給も数百万となっているかもしれませんね。
そういった意味ではセミリタイアは一石二鳥です。貯めたお金で命とも言える時間を買えるし、自力で稼ぐ力を鍛えることができます。
まとめ
お金や資産は、未来永劫価値があるものだと思わない方がいいです。
預金を貯めようが、株を沢山持っていようが、金(ゴールド)を持っていようが、不動産を持っていようが関係ありません。日本がピンチになってしまうと、日本に住んでいる限りは守る方法はないです。
お金はいわばゲームセンターのメダルのようなものです。
ジャックポットを当てて何百枚も出てきて使いきれないので、預けていたら期限切れでパーになったという経験はないでしょうか?
お金も同様で元々あまり価値のないものなので、ある程度貯めたら皆が価値があると思っているうちに、使っておいた方がいいです。
日本にピンチがやってくるのは明日なのか、来年なのか10年後なのかは全くわかりませんが、いつピンチになっても不思議ではないです。
もしそうなっても、全ての会社が潰れたりするわけではありません。給料が安く性能の高い人材はどんな状況でも必要とされるでしょう。
これに該当する方であれば、セミリタイアせずにサラリーマンであり続けるという選択もあるのかもしれません。
ではでは、じぇーむでした。