テニスから学ぶ集中することの大切さ!今できることに全力を注ごう

concentration

ブログ上部の自己紹介にも書いてある通り、私はテニスをかなり本気でやっていた時期があります。

テニスの試合中には

「今は勝ってるけどこのゲーム落としたらヤバいっ」

とか

「こんな強いヤツに勝てるわけがないっ」

とか

「今のショットぜってー入ってるよ!ふざけんなっ」

などなど

いろんな感情、妄想が頭をよぎるわけです。

チキン!

そうなると緊張してきてラケットを振り切れなくなったり、怒りで全てのショットを無理やりハードヒットしたりして、実力を出せずに試合を捨てることになってしまいます。

これは単にボールに集中できていないことが原因です。

つまり、今できることやるべきことに集中せずに、未来のことや過去のこと、自分で作りだした妄想・虚像に集中してしまっているんです。

プロテニス選手であっても、試合後のインタビューなどを聞いていると

「重要なポイントで集中できなかった」

とか

「今日はボールに集中できていた」

とか言っていますよね。それくらい試合では集中が重要なんです。

ボールに集中するとはどういうことか

逆にボールに集中できているときには、緊張や怒りを感じたりはしません。相手と戦っているというよりは自分との戦いだからです。

どの程度集中するかと言うと、相手選手がボールを握っている時から既にそのボールに集中します。サーブのトスが上がっている最中も当然ボールから目をはなしません。

飛んできたボールが自分のコートでバウンドする前からボールがどのように回転しているのかを見ます。

さらにラケットに当たり離れる瞬間まで見ます。実際には一瞬のことなので見えないのですが、見ようとすることで集中力が生まれるんです。

妄想を解決することはできない

何が言いたいのかというと、人生の悩みは今できることやるべきことに集中できていないために起こっているということです。

知恵袋を見ていると「今の職場はイヤだけど老後が不安なので辞められない」というような質問が多く寄せられています。中にはストレスで体を壊していたりする人もいます。

「老後が不安」というところに集中しまうと負け試合です。

老後は未来ですのでどうとでも妄想することができます。そこに集中してしまうと貧困で餓死している自分ですら想像することが可能なんです。

これはボールに全く集中できていない状態です。

何に集中すべきかを見極める

この場合、集中すべきは「辞める」ということです。それに向けて今できることをする。

「辞める」ということをもっと深いレベルで考え、それ以外のことは一切考える暇がないくらい忙しくするということです。そうすると不安が見えなくなります。

例えば「辞めないことで今後発生する可能性のあるリスク」を書き出す。採用面接に応募し面接の練習をする。起業に向けた事業計画を作るといったことになってくるかと思います。

繰り返しになりますが、試合中「アウトするかもしれない」などとビクビクして肝心のボールを見ることを忘れているようでは力は発揮できません

ではでは、じぇーむでした。

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