マネオやクラウドバンクなどのソーシャルレンディングで儲ける

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株や不動産は損をしそうで怖いし知識も無い、損をせずに高利でお金を運用する方法はないかという方にオススメなのがソーシャルレンディングです。

あまり知られてはいないのですが、やり方によっては殆どリスク無しで、3~7%の利回りが得られるんです。

ソーシャルレンディングは元々お金を借りたい人(借り手)と貸したい人(貸し手)を結ぶマッチングサービスとしてスタートしていますが、最近では普通の投資信託を購入するのとなんら変わらなくなってきています。

主なソーシャルレンディング会社

  • マネオ
  • クラウドバンク
  • SBISL
  • AQUSH
  • ラッキーバンク
  • ガイアファンディング

私は2014年よりマネオ、クラウドバンク、SBISL、AQUSHの4社で運用していましたが、今はマネオをメインとして運用しています。

SBISLやAQUSHは募集案件が減ってきて勢いがなくなってきている気がします。その代りラッキーバンクやガイアファンディングなど利回りの良い振興のソーシャルレンディング会社が出てきています。

基本的にはどの会社であっても投資方法は共通しており、以下のような手順で行います。

  1. 口座を作る
  2. お金を振り込む
  3. 募集案件から投資対象を選び投資する

3で投資対象を選ぶとありますが、私の場合ははっきり言って「利回り」と「運用期間」だけを見て決定しています。

借り手の信頼性などの評価は情報も少ないし、正しい情報なのかもわかりませんのであまり意味がないかなと思います。

私がソーシャルレンディングでお金を失わないために、気を付けていることは以下の通りです。

投資先のソーシャルレンディング会社を分散する

ソーシャルレンディング会社が倒産した場合、最悪預けていたお金や投資していたお金は返ってこないと考えておいた方が良いと私は考えています。

会社が倒産した場合、会社の全資産を現金化し、債権者(取引先、従業員、顧客)にお金を返すということをするのですが、負債額が莫大であれば殆ど返ってきませんし処理に数年を要する場合もあります。

この点、銀行預金では1000万円まではペイオフにより資産が守られていますし、株であれば証券会社が破産しても、別の証券会社が引き継げば良くあまり問題はありません。

ソーシャルレンディングで運用したい500万円の資金があれば、マネオに200万、クラウドバンクに200万、ラッキーバンクに100万といった具合にサービス会社を分散することが望ましいでしょう。

募集案件を分散する

運悪く案件に貸し倒れ(お金を貸した相手が倒産すること)が発生した場合には、その倒産した会社の資産を現金化し債権者(その会社にお金を貸している人)で分かち合うことになります。

例えば500万円の資金を1つの募集案件に投資し貸し倒れが発生し元本の50%が回収できたとすると250万円を失うことになります。

しかし500万円を50万円づつ10個の募集案件(借り手)に分散した場合、そのうちの1つの募集案件に貸し倒れが発生したとしても475万円の資金を回収できることになります。

分散してもしなくても利回りは同じなのですから分散した方が絶対良いと思います。

運用期間が短期(1年程度)のものを選ぶ

募集案件の運用期間は短ければ数ヶ月のものから長いと数年に渡るのものがあります。

ここで数ヶ月のものですとリスクは低いのですが、しょっちゅう再投資することとなり非常に手間です。

また直ぐに再投資しても、募集が締め切られ運用が開始するまでに2ヵ月くらいかかってしまうこともあります。当たり前ですがその2ヵ月は利子が付きませんので年間の利回りが低くなってしまいます。

かといって運用期間が3年の案件に投資することで、3年間も資産をロックされてしまうのも怖いです。

経済情勢に影響を受けないよう流動性を確保するためにも、長くても運用期間が1年程度のものを選ぶのがよいと考えています。

ちなみに運用期間が1年となっていても、繰り上げ返済などが発生すれば数ヶ月で運用が終わってしまうことも多々あります。

投資する分だけお金を振り込む

例えば500万円をレンディング会社に振り込んでその内の100万円だけ運用に回していた場合、レンディング会社が倒産すると500万円全てがロックされどうすることもできなくなってしまいます。

レンディング会社でヤバいオペレーションをしていた場合、最悪戻ってこないということもあり得ます。

ということでどうせ使っていないお金ならば、運用に回していない400万円はペイオフで保全された銀行に預けておくのが良いと思います。

おわりに

私が長年運用してきた金融商品の中でも、リスクの割にずば抜けて利回りが高いのが今回紹介したソーシャルレンディングです。

これはまだあまり世間に認知されておらず、貸し手も少ないために高利回りが得られるのだと思いますが、利回りの水準はここ2年では殆ど変っていません。

投資は自己責任なので具体的にこうしろというアドバイスはできないのですが、上記の方法で私は平均すると5%くらいの利回りを得ています。

これは株や不動産で得られる利回りよりも高いくらいです。

しかしながらソーシャルレンディングはまだ歴史が浅く大規模な貸し倒れが発生した際の対応など未知数な部分も多いです。

私が運用中にもクラウドバンクが一時期業務停止の行政処分を受けたりもしました。理由は顧客からの預かり資産の管理不備によるものです。

そういった意味では、メインの投資先は株や投資信託や不動産といった伝統的なものにし、ソーシャルレンディングはサブで使うのが良いのではないかと思います。

ではでは、じぇーむでした。

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