商品撮影用の機材を激安で揃えて簡易な撮影スタジオを作りました

sentakubasami

※ この洗濯バサミの写真はiPhoneで撮影しました。

最近、商品撮影用に一眼レフカメラを買おうとしていました。しかしネットで調べてみると商品写真を良く撮るには、カメラの性能よりもむしろ撮影環境の方が大事ということが分かりました。

そのため今持っているiPhoneのカメラで十分(以前の記事)というのが結論です。iPhoneのカメラは標準で露出も変えられるし、接写も5cmくらいまではいけます。

で、撮影環境の方ですが、いろいろ調べた結果下記を購入しています。

  • 模造紙
  • スマホ用三脚
  • スマホカメラ用リモコン
  • LEDライト

led

どのように使うのかというとこんな感じです、じゃじゃーん。

photo-stadio

模造紙を上から垂らしてその上からLEDライトを当てます。スマホは三脚に固定し、スマホ用リモコンでシャッターを切るんです。

大体5000円くらいで揃えられました。大した労力を使っていませんが、かなりネットで調べまくったので自己満足しています、ぶひぃ~。

では、以下に具体的に説明していきますね。

模造紙

これはカインズホームで「白上質紙 薄口タイプ 4枚入り」を買ってきました。サイズは788×1085mmです。228円です。

いわゆるバック紙といわれるもので、プロは樹脂製の耐久性のあるものを使っているようなのですが、どうせ白だと汚れるし定期的に使い捨てる方が結局安価に品質を維持できると思いました。

普通に撮影すると本当に若干ですがクリーム色がかっているような気もしましたが、露出を上げて撮影することで真っ白な写真を撮ることができます。

背景を本当に真っ白にしたい場合には、GIMPやフォトショップなどのグラフィックソフトで商品だけをくり抜くことができますのであまり気にしなくてもよいでしょう。

スマホ用三脚

これはアマゾンで「Abdtech スマホ用三脚 (軽量コンパクトサイズ) ホルダーセット」というものを550円で購入しました。

有名なクネクネの三脚です。以外とクネクネ部分が固くて良かったです。アップで撮影する際は手振れが発生しやすくなるので三脚は必須と思います。

スマホカメラ用リモコン

アマゾンで「AB SHUTTER 3 スマートフォンカメラ用リモコン(グリーン)」という商品を1180円で購入しています。

こちらはノーブランドのものが送料込みで194円で販売されていましたが、評価が悪かった(当たりはずれがあるらしい)のとプライムの当日お届け便に対応していなかったので辞めました。

bluetoothで通信しリモコンのボタンを押すとiPhoneのカメラのシャッターが切られるだけのものです。

普通に商品を撮影するだけであればこのリモコンは必須では無いです。スマホのシャッターは画面を軽くタッチするだけなのでシャッターを押すことによる手振れが発生しにくいからです。

これが役に立つのは、自分の両手を入れた写真を撮る際に足でシャッターを切りたいときです。実際に使ってみるとかなり便利でこれがあるとかなり撮影時のストレスが低減します。

LEDライト

led-big

こちらはアマゾンで「アイリスオーヤマ LEDライト ワークライト クリップ ILW-85CW」を2909円で購入しました。

このライトの良い所はなにより安いこと、また上からスーパーのレジ袋を被せることにより光が和らぐことです。レジ袋は燃えやすいのですが、LEDライトは熱くならないため数時間かぶせっぱなしにしても全く問題ありませんでした。

この商品はクリップを売っているような感じですが、810ルーメンスのLED電球が付属しておりむしろL電球の価格が殆どを占めている製品だと思います。

おわりに

当初はプラダンという呼ばれるプラスチック製の段ボールを使い、撮影用ボックスを自作する予定でした。

今回はすぐ撮影しなけらばならない商品があったので作成を見合わせたのですが、時間があるときに挑戦してみようと思っています。

洗濯バサミの写真に関してですが良く見ると影ができてしまっています。これは上からのみ光を当てているからで、本来はレフ版を使って反射させたり他にも光源を用意することで影を消すことが望ましいです。

レフ版は発砲スチロールの板にアルミホイルを張ったものを家族が作ってくれたのですが、そんなもので問題なさそうです。またビデオライトと呼ばれるLEDが100個以上ついている光源なども使えそうです。

ネットショップは写真で売れ行きが全然違うのですが、カメラや撮影機材の値段は上を見ると青天井です。そのためまずは最低限で準備しました。

ではでは、じぇーむでした。

本記事を共有していただける方はこちら

フォローしていただける方はこちら