今までカラーミーショップ、ショップサーブ、BASEで出店してきまして、今はヤフーショッピングに出店している最中なのですが、同時にWooCommerceのショップを構築中だったりします。
なんで次々店を作っているかというと単純にいろいろ試行錯誤するのが楽しいからです。これはもう真夜中までやってますね。
中でも一番楽しいのはWooCommerceなんですが、いろいろと調査と検証を重ねまして wpXクラウド、Stripe、Flatsome の組み合わせでの構築に辿り付きました。
ということで、今日はこの組み合わせの詳細について説明させていただこうと思います。
動作が早い
WooCommerceはご存じの通りWordPress上で動く無料の通販プラグインな訳ですが、このブログを動作させているX10プランのエックスサーバで動かしてみたところ、異様に表示が遅かったです。あくまで体感ですが。我慢出来るぎりぎりのレベルです。
wpXクラウドは同じエックスサーバのパブリッククラウドですが、WordPress専用のサーバだけあって大幅にスピードアップしました。表示速度が全然違います。これなら安心です。
維持コストが安い
エックスサーバでは、wpXレンタルサーバとwpXクラウドという2種類のWordPress特化型のサーバがあるんですが、容量以外のスペックはほぼ同じなのにwpXクラウドの方が安いんです。半額です。
最安のグレードAのサーバだとたったの月額500円。信じられません。月500円で30万PVくらいまではいけるらしいです。
wpXクラウドはドメインが1個しか使えなかったり、メールサーバ機能がなかったりといった短所もあるのですが、逆にアクセスや容量が増えた時にはサーバ移行せずにグレードを上げれるクラウドならではのメリットがあります。
それに応じて月額料金は増えるのですが、そもそもネットショップで30万PVを超えてたらウハウハ状態ですので痛くもないでしょう。痒いかもしれませんが。
Stripeは固定費無料で使える決済代行サービスです。クレジットカード決済手数料は3.6%。これは必ずしも一番安くはないです。
例えばOmiseですと2.95%だったりします。でも、Omiseでは売上を振り込む時に260円必要。これが毎月の自動振込になっているので結局固定費となります。
注意点として、Stripeは VISA、AMEX、Master にしか対応してません。JCB、Dinersにも対応させたい方は、Stripe以外を検討した方が良いかもしれませんね。
運用面が楽
WooCommerceをインストールした直後にWordPressがどういう風になるのかと言うと、商品が並ぶだけのストアページができるのと、管理画面にWooCommerceというメニューができて商品登録とか配送料の設定ができるだけです。
外観はめちゃくちゃ質素な訳です。そこで StoreFrontという無料テーマが有名なのですが、無料なだけあってイマイチです。
なのでflatsomeという有償(59ドル)のテーマビルダーを使ってみたところこれが非常に便利。世界で一番売れているWooCommerceテーマだと、自らアピールしているだけのことはあります。
いとも簡単に全体的に統一感のあるサイトが作れますし、バナーの大きさとか位置なんかも自由自在にレイアウト可能です。
ま、メニューやドキュメントは当然英語です。英語を見ただけで吐いたり、全身にぶつぶつが出来ちゃう人にはおすすめできないです。
まとめ
ということでWooCommerceベースのネットショップの箱は殆ど完成しました。まだコンテンツが無いので公開はしていません。Flatsomeにはメンテナンスモードというものがあって準備が整うまでサイトを非公開にできるのも便利です。
実は今のWooCommerceはインストールした時点で完全に日本語化されています。日本語でインストールするかどうかすら聞かれないレベル。なので基本的に日本語化について何も考える必要はありません。
でも、ところどころおかしなところが残っています。例えば、「銀行振込での決済に対応していない」「納品書の作成ができない」「お客さんの入力フォームで苗字と名前の位置が逆」といったところです。
これらの対策は、WooCommerce for Japan というプラグインを入れたり、いろいろと個別で対策できるのですが、やはり面倒です。その辺が標準で解決されるようになればWooCommerceも一気に広まるんだろうなと思います。
ではでは、じぇーむでした。