脱サラすると所得税、住民税、国民年金保険料、国民健康保険料などかなりの額のお金を自分で支払う必要が出てきます。
サラリーマンだと会社側で源泉徴収してくれて知らずのうちに支払ってくれてるんです。
これらの支払いはものによっては年間数十万にもなりますので、できればクレジットカードのポイントをつけたいところです。
税金をクレジットカードで支払うことができるか?
大体最近のクレジットカードだと利用金額の0.5~1.0%分くらいはポイントが付与されるのが普通です。
ですがこれらの税金や年金は直接クレジットカードで支払うことができません。
「じゃあ、ポイントは付けられないんだね」
と思うかもしれませんが実は付けることができます。
どうするかと言いますとナナコを使います。セブンイレブンとかイトーヨーカドーで使えるあの電子マネーnanacoです。
ナナコで税金を支払う
具体的にはナナコの以下の特性を利用します。
- ナナコは税金や年金を支払うことが可能(ナナコポイントは付かない)
- ナナコにクレジットカードでチャージすることが可能
- チャージの際にはクレジットカードにポイントが付く
- ナナコカード1枚につき最大10万円までの支払いが可能
ナナコにチャージできるクレジットカードは、本人認証サービスをサポートしているカードとなります。これは現状ではJCB、VISA、Masterの3社となります。
折角ですのでポイント還元率の高いクレジットカードを使う方がよいかと思います。ちなみに私はポイント還元率1%の楽天JCBカードを使ってナナコにチャージしています。
チャージの際の注意点は下記となります。
- 事前にクレジットカード会社のサイトで本人認証サービスの設定を行っておく必要がある
- ナナコのチャージには通常枠とセンター預かり枠の2つがある
- ナナコにチャージするとセンター預かり枠にチャージされるがそのままでは使うことができない
- センター預かり枠から通常枠にポイントを移動させたい場合、セブンイレブンのATMにてナナコの残高確認を行うか、レジで店員に残高確認を頼む
- 通常枠とセンター預かり枠でそれぞれ50000円のチャージ枠があるため、合計10万円までチャージすることが可能
- ナナコへのチャージは一回の操作につき29000円までの制限がある。50000円チャージするには2回に分けてチャージする必要がある
大体わかりましたでしょうか?さっぱり分かりませんよね、ふつうは。
分かりやすいように以下に例を示しますね。
- ナナコのサイトに行きクレジットカードから29000円のチャージを行う。
- 再度ナナコのサイトにてクレジットカードから21000円のチャージを行う。
- この時点ではセンター預かり50000円、通常枠0円となっています。
- セブンイレブンに行き、ATMのトップ画面右下のチャージ・残高確認を選択してナナコの残高確認を行う。
- センター預かりが0円、通常枠が50000円となる。
- 家に帰り、再度クレジットカードから29000円をチャージ、その後すぐに21000円をチャージする。
- この時点で、センター預かり50000円、通常枠50000円(ナナコのチャージのMAX)となる。
- セブンイレブンに13万円の住民税をナナコで支払いに行く。
- レジにて一度ナナコをタッチすると店員に8万円足りないといわれる(13万-5万=8万)ので、店員に残高確認をお願いする。
- そうするとセンター預かり0円、通常枠50000円となる。
- その後もう一度続けてタッチさせてもらうことで10万円までナナコで支払える。
- 残りの3万円(13万-10万=3万)は現金で支払う。
おわりに
どうでしょうか上記を行うことで楽天のポイントが1000円分貰えることになります。溜まったポイントは楽天市場などで使えます。
中にはナナコを複数枚所有して数十万の税金全てをナナコで支払う猛者もいるようですよ。
ではでは、じぇーむでした。